- tagahei maki
芋イモいも(お芋に関するまとめ)

2019年のお芋に関するまとめです
ジャガイモ(男爵きたあかり)
春植えのジャガイモの収穫。
種イモを半分に切って植えるとき断面を上にすると
強い芽だけが上がってくるとか、
黒マルチをかけると、土寄せ不要とか、
いろんなやり方があるようで、
毎年あれこれ試してみてます。
そうか病に昨年一部がかかったので、
石灰の入れすぎ注意と、健康な種イモ入手などで気を付けたものの、今年も少し出ました。
畝のローテーション含め、次回また挑戦します!
たがへいのコロッケはきたあかりでつくっているので、うまくつくれるとうれしい品種です。秋ジャガはスペースの都合で作付けできませんでした。

さつまいも(紅はるか)
とにかく巨大化してしまい、
輪切りにして天ぷらにしやすいサイズがほしいのに…泣
品種のせいかな、収穫時期のせいかな?
収穫は一度にせず、少しずつ掘りながら、
追熟させながら 使っています。
品種はあまり考えずに苗を選んでました。
もう少し詳しくなりたいです。
付け根を長めに残して掘り上げると傷みにくいと
教えてもらいました。
巨大サツマイモ消費のため、まかないで作った
サツマイモコロッケが甘くておいしかった~うれしい発見でした。

さといも。品種は土垂れ
今までは時期がきたので植えとこうか、
といった感じで何となく植えてました。
昨年は他の野菜に気をとられ、
水不足で小さーいのしか収穫できず
今年は水だけはやりました(笑)
やっぱり目が行き届かないとだめですね。
今年お客様から代々種イモを残して毎年育てているという見事な里芋を頂戴し、その土壌に合ったものを作り続けるということの意味の大きさに気づかされました。在来種が減っている中、小規模な作付けでは、ホームセンターなどで苗を入手することがどうしても多くなってしまいます。幸い周りに畑の達人が何人もいるので、またお知恵をかりてみたいと思います。
里芋の親芋はふつうはスーパーなどでは売っていませんが、煮込みが浅いとしゃりっと固めながら、炊きこむと子芋同様おいしく食べることができます。おでんにいれたり、鶏肉と炊いたりしていただきました。

自然薯(短型)
これは初挑戦。
ほぼ植えっぱなしで、水やりと、里芋同様に
乾燥しないよう、枯れ草を根元にしっかり積んで
おきました。
大変なのは収穫。ほとんど発掘作業。
20株植えて、写真のようなサイズは
半分ぐらいでした。
粘りも適度にあり、あくも回りにくく美味でした!
たがへいでは、すりおろしてもずくと合わせたり、海苔を巻いて磯辺揚げにしたり、まぐろの山かけにしたり…旬が分かりにくかった山芋が晩秋だと分かっただけでも私には進歩です。
むかごが採れるのですが、それを翌年植えたら、種イモサイズになり、それをまた翌年植えたら食べれるサイズになる、と聞き、3年計画とは…知らなかった(笑)

最後は菊芋です。
今ちょっとしたブームなのか、お客様に認知度も
上がっています。食べるインシュリンといわれるほど
栄養価が高いようです。
昨年の雨が降らない夏にもめげず、よくできたので、
今年株をふやして植えてみました。
が、植えた場所が風当たりが強く、
台風の度に倒れかかり支えるのがたいへんでした 泣
菊芋は2メートル近くまで地上部が伸びて、黄色いかわいい
花が咲くのです。
味はごぼうのような、食感はじゃがいものような。
たがへいでは、きんぴらにしたり、てんぷらにしたり、素揚げしてサラダにトッピングしたり。掘り上げたものをネットに入れて、また土に埋め戻して少しづつ使っています。
以上がお芋に関するふり返り。
2020年お芋づくりはどうなるでしょうか。
収穫した芋や種イモの貯蔵も課題です。
また失敗しつつ、前進したいです(笑)